巻き狩り
巻き狩りに参加して初めて猪を巻くことができました!
猿
巻き狩りに参加させていただきました。
集合場所に行く途中、サルを見てテンションがあがったのですが
これは獲物が「去る」という事であんまり縁起が良くないようです。
ですが、、、本日は雪が程よく積もって
獲物の足跡がわかりやすいのでコンディションは良いとのことです。
配置決め
まず、親方中心に小屋で地図を広げて配置を決めます。
しかしながら自分には位置関係が全然わかりまん・・・。
諸先輩方の後についていき立ち位置まで連れて行って貰います。
ざっくりと「ここら辺に立っていると下の方から来るから」と
説明を受け、先輩は違う場所に去って行きます。
自分で獲物が逃げてきそうな場所で、なおかつ見つかりにくく
グループの人からはわかりやすい場所を決め豆椅子をセットします。
杉林が見渡せる場所で杉林の奥の方に沢が流れています。
杉林には足跡も複数あります。
どこら辺に居ればよいのか迷いましたが
沢を見れる場所に行くと杉林が見渡せなくなるので
杉林が見渡せる真ん中の木の根元に座ることにしました。
待ち
あとはひたすら待ちます。
自分は無線機を持っていないので
勢子役の人の動きなど周りの様子がまったくわかりません。
色々と葛藤したり、待ち場所をおかえようかなあと
いや動いちゃ駄目だと考えながら、しばらくすると
発砲の音が沢の反対側から何発か聞こえました。
獲れたかなぁ、逃げたらこっちに来るかもしれないなぁ
でっかいのが来たらビビるなぁ、寒いなぁと考えていると
がさっと音がして、視界の隅に動く物が見えました。
発砲
うり坊サイズが希望だったのですが大型犬を
太らせたサイズでデカいです!山で猪を初めて見ました!
周囲を警戒して歩いてきます。
達磨さんがころんだの要領で
下を向いた瞬間に弾を込め、こっちを見たら固まります。
下を向いた瞬間にカチャっとセットし、こっちを見たら固まります。
できるだけ待って、狙って外して向かってきたら耐えられない
距離まで待ち、下を向いた瞬間に左前足の付け根を狙います。
50㍍の的だと大体左下に弾が反れるのでちょっと右上を狙い
撃ちました。
瞬間、猪の動きが止まって、しばらくすると歩こうとしますが
歩けずひっくり返りました。
車にナイフを取りに行き猪の側に行き合掌。
連れて来てくれた先輩を探しますが見当たらないので
大先輩にスマートフォンで電話すると・・・。
「残念だったな」との第一声。
「獲れましたよ」と言うと「逃げられたか」との第二声。
「獲れました」と繰り返すと駆けつけてくれ
「すぐに血抜きをしなければ駄目だ」と言い
ナイフで首もとを切り血抜きをしてくれました。
それから紐を括り付けて3人で林道まで引っ張り出すのが大変でした。
解体
勢子役の先輩も1頭絞めたので2頭でした。
小屋に戻って皆でお昼を食べてから解体です。
自分は用意していませんでしたが
解体専用のゴム手袋(しっかりしたもの)や
専用のナイフ(カワハギ用とその他用)必要です。
弾は背骨付近に当たっていたようです。
距離が近かったので弾がまっすぐにとんだのでしょうか・・・。
ビギナーズラックでしたが、
初めてサボット弾を獲物に向けて撃ったので
1発1中ということになります。
自分は夜に仕事があるので途中で帰らせていただき
後でお肉を分けていただきました。
皆様ありがとうございました。